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書きだしたんだから最後までいきますよ、もう決めたからには聞かれてなくたって語ります。というわけで月曜日、いだてん問わず語りです。

さて。「事実は小説より奇なり」という言葉があります。

これまでは、主戦場のテレビドラマにおいてはほぼフィクションできた宮藤さんが、史実に基づくというのは、(ここまで触れてきませんでしたが)結構な事件だと私は思うのです。

あげく、ドラマの題材としては手垢のついていない市井の人とも言っていい2人が主人公。

今回の大河、いろんなチャレンジが盛り込まれていますが、そこが一番の冒険だと思うわけです。

名前くらいしか知られていないキャラクターを魅力的に描くにあたり、あれやこれやのエピソードは宮藤さんの脚色? なんだろうと思いながら見ていると、放映後に「これも史実です、あれも史実です」とNHKがSNSでネタ晴らしにかかる。

ストックホルムでの練習中、道端の花を摘んで押し花にした話しとか、外国人選手に足袋を珍しがられて履かせてくれ、譲ってくれと言われたこととか……

志ん生パートにしたって、好々爺の古だぬきになった写真でしか知らない人から見れば、若い志ん生のハチャメチャっぷりは突飛な物語にしかきっと思えないと思うのですが、史実なんです、ほぼ全部(ぜひwikiあたりでさらっとどうぞ)

では、ここで今日のテーマをもう一度見てみましょう(ブラタモリ風味)

「事実は小説より奇なり」

宮藤さん、そして演出陣は、史実の面白さが足かせになってはいないだろうか。

まだ越えられてないんじゃないのだろうか。越えていくのも大変なことをしているんじゃなかろうか。

歴史をなぞるだけではもちろんドラマとしての面白みは出ませんから、現時点でもすごいことなんだけど、どうしても期待したくなる私なのでした。